今年は雨が降り続き、日照時間も少ないせいで、太陽光発電の発電量も下がってしまったり、農作物も成長しないまま腐ってしまうなど、なかなか厳しい夏になりそうです。 冷夏というのは酷暑よりもある意味大変で、水害が増えて家や施設・道路が壊されて住む場所を奪われたり、カビが発生しやすくなるので、病気になったり、やっぱり作物がとれなくて、価格が高騰したり、花火大会に使う花火が乾燥しなくて使い物にならなくなってしまったり・・・よくない事の方が多いんですよね。
阪神電機工業の本社社屋がある、静岡市駿河区大谷の周辺は田んぼが広がるとてものどかで、の~んびりした場所です。 田植えが終わり、稲が30~40センチくらいに成長してくると、風が吹いている様子が見えるんです。あのジブリアニメの”となりのトトロ”のトトロのおなかに子供たちがつかまって田んぼの上を飛んでる場面みたいに、風がわたっていく様子が目で見えるんです。そんな風景を見て今年もちゃんと稲が成長してるなぁ~と感じていました。 何年前からかは、はっきり覚えてないのですが、この田んぼに水鳥が多く表れるようになってきまして、私に種類が判る鳥はサギ・鴨くらいなのですが、名前は判りませんが、見た目だけで判断しても10種類ほどはきているようです。 鳥が田んぼの中を歩いて、時折何かをついばんでる様子は、鳥があまり好きでは無い私でもなごむ風景です。 先日、会社からの帰り道で緑の田んぼの中に、鴨がいるのを見つけて、写真におさめようとスマホを向けていたら、鴨と目が合いまして、本当に目があったんですが、その時に鴨がバタバタッと飛び去ってしまったんです。 結構 距離が離れた場所からだったのに、すぐ気付くなんて、やっぱり野生はすごい! ちょっと残念・そして感動です。 会社帰りに野生のすごさが実感できる場所が静岡市駿河区大谷なんです。 ・・・ですが、おととしから東名高速道路のスマートゲートを造っていて、その鳥たちの憩いの場の田んぼがつぶされてしまったんです。 スマートゲートが開通するのは2019年8月予定だそうで、今年は鳥たちの姿が少なくなったなぁと非常に残念に思ってます。
でも、違う方向から見たら、高速道路へのアクセスは今までよりも近くて、その分時間も短縮できる良さがあるので、会社的には大変喜ばしい事です。
最近は、京都アニメーションの放火殺人や、道で他人の目を傘で刺すなど、命というものをどう考えているのか・・・人間だろうが動物だろうが植物だろうが、生きている事には変わりないのだから、自分だけの考えで自分以外をどうこうするだなんて、どうかしてるとしか思えません。 今の自分に何ができるのか、・・・国会議員の方達にも、よーく振り返ってから考えてもらいたいものです。