大型の強力な台風10号が日本に接近しています。
今年は梅雨明けが遅かったせいか、梅雨があけると急に猛暑がやってきて、コロナウィルス対策のマスク着用で、熱中症患者も多く、今までに無い混乱の最中に、この大型台風の到来は本当に迷惑ですよね。
台風というものは、南の海域から北極を目指して北上してくるものだそうですが、今回はもっと西の方(中国側)へ進んでから北上してもいいのではないかと願ってましたが、予想よりも日本に接近してきました。
私の住んでいる場所はすぐ目の前が海岸で、砂浜まで50mくらいのところに家があり、台風が近づいてくると波が大きくなり、洗濯物は台風が去っても波がおさまらないと、セイセイ干せなくて大変です。
今度の台風は風速が60mとか言われて、その影響を受けて高潮がかなり心配です。
もうずいぶん前の事ですが、台風が静岡県を直撃した事があり、その時には国道150号線の道路が波で削られて、家のすぐ近くまで波がきて地面が削られた事がありました。
修復の時にテトラポットを海に落としたり、道路をもっと海側に寄せて防波堤を造ったりして、波への対策がされましたが、なにせずいぶん前の補修工事で、大波が打ち付けるたびに家が揺れるような場所ですので、今でも不安しかないです。
ここ数年まえから台風だけではなく、ゲリラ豪雨などでの水害がかなり頻発するようになってきました。
オゾンホールができてから年々少しづつ平均気温が上がり、日本は熱帯地域なみの気温と湿度が普通になってきましたね。
地球温暖化の影響はかなり深刻だと感じていますが、先日NHKの番組でスイスのチューリッヒ動物園を特集していて、世界最先端の動物園だと紹介されていました。
恥ずかしながら私はその存在を番組を見て初めて知りましたが、マダガスカルの国立公園との共同プロジェクトで、動物園内に大きなガラスのハウスを造り土壌からマダガスカルのものを入れて、稀少種の動物・植物・爬虫類を放し飼いしていて、そこに小さなマダガスカルの国立公園を再現していました。
エサやりなどはしなくて、自然のままに任せていて飼育員さんたちの主な仕事は、伸びすぎて日差しを遮ってしまう植物の手入れだそうです。
なぜスイスにマダガスカルを再現しようと考えたのかな?と疑問に思っていたら、番組内で「現地では人間が生きるために、熱帯雨林を焼いて畑にしているそうで、今では熱帯雨林の90%が焼き畑により失われたそうです。
地球に生きているのは人間ばかりではないことと、やっぱり地球温暖化を引き起こす元凶は人間なのだと認識して、決定的に変えていかなければいけない事を、守れる社会にならないとこの後の世代は大変な事になってしまうかもしれないですね。