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100年の杜

2020年08月26日 スタッフブログ, 新着情報

毎日暑い日が続きますね、さらにコロナとの共存でマスク生活が暑さを倍増させています。

結局gotoキャンペーンは東京が除外され決行されました、本当日本人っておとなしいですね。 同じく税金を納めているのですから海外だったら、暴動が起きそうですよ。

このような状況ですから、今年のお盆時は特に遠出も出来ず都内で過ごしていましたが、少しでも涼がとれたら思い、近場で自然が感じられる場所に出かけました。都会のど真ん中に東京とは思えないほど自然たっぷりな場所があるのです。

そこは原宿駅の隣にある初詣で有名な明治神宮です。子供たちは原宿も楽しめるし、飽きさせず一緒に出掛ける立地としては最高です。

  

改札を出て(ちなみに原宿駅はコロナ架の3月に新しくなっていました。以前の駅舎は都内に現存する最古の木造駅舎でした)一歩鳥居をくぐると、酷暑が嘘のようにひんやりとした空気が流れています。体感温度としては5度くらい違うのではないでしょうか。

明治神宮内には御苑という場所があり、明治天皇がお身体の弱かった昭憲皇太后の運動のためにと徒歩庭園を整備され、隔雲亭という御休所が造られました。隔雲亭の前には蓮池が広がっていて、東京ということを忘れてしまうほど長閑な場所となっています。昭憲皇太后もこの同じ道をお散歩されたのかなと思うと、なんだかとってもありがたいですね。

 

池を眺めながらのんびりとしていると、何度も上空に飛行機が飛行していて穏やかな時間が遮られました。東京オリンピックに向けて新設された東京都心部上空を低空で通る羽田新飛行ルートのためです。残念ながらオリンピックは開催されていないのに、新ルートは予定通りで、なんで?という感じです。騒音が問題になっていましたが、やはりこのようなとても静かな場所ではとても気になりました。

今年は明治神宮の杜が出来て100年ということで、今でこそ広大な杜となっていますが、実は人口的に造られたというのですから驚きです。もともと江戸時代は加藤家井伊家の下屋敷庭園で、明治になり皇室所有の南豊島御料地となりましたが、御苑の一部以外は荒れ地のような景観が続いていたそうです。

明治天皇、昭憲皇太后がお隠れになると、御神霊をお祀りし永久に敬いお慕いしたいという願いが国民から沸き上がり、11万人もの青年団が勤労奉仕し明治神宮が創建されました。また全国から植樹する木も奉納したいと北は樺太、南は台湾、満州からも届き全部で10万本も献本されたそうです。それにしても全国からという当時の日本の領土が凄いですね。

この御苑内には実はパワースポットとしても有名な加藤清正が造ったといわれている、清正井があります。都内有数の名湧水で今も絶えることなく湧き出ています。以前は待ち時間が1時間などザラだったようですが、今回は全く待ち時間もなく見ることが出来ましたよ。とっても清らかで冷たいお水でした。しっかりとパワーを頂けたかな。

携帯の待受にするといいことがあるかも!といわれているので、画像貼っておきますね。笑

  

 

東京営業所:吉岡

 

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